FXは4時間足が最強?勝率を高める7つのトレード手法を徹底解説

FXは4時間足が最強?勝率を高める7つのトレード手法を徹底解説
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「トレードの勝率を上げたい」「4時間足の手法が良いと聞くけど、本当なの?」と悩んでいる方は多いのではないでしょうか。

FXトレードの勝率を高める上で、自分に合った時間軸を選ぶことは欠かせないポイントといえます。

今回は、4時間足を活用したトレード手法の特徴や注意点、負けトレードを減らすためのコツなどについて詳しく解説します。

「4時間足を使ったトレードの具体的な手法を知りたい」「実践的に使えるトレード手法を教えて欲しい」という方は、ぜひ最後までご覧ください。

目次

FXは4時間足の手法が最強と言われる理由

「FXは4時間足の手法で勝てる」「4時間足が最強」と言われる理由として、以下の3つが挙げられます。

  • 短期足よりも大きな利益を狙いやすい
  • チャートをずっとみている必要がない
  • テクニカル分析が通用しやすい

それぞれについて解説します。

短期足よりも大きな利益を狙いやすい

4時間足を活用すると、市場の大きなトレンドを捉えやすく、一度の取引でまとまった利益を目指せるのが特徴です。短期足のように小さな値動きを頻繁に狙う必要がないため、効率的に資金を増やせることが期待できます。

また、スキャルピングのような短期間で頻繁に取引するスタイルを避けられる上、スワップポイントを活用した長期的な運用も可能になるなど、トレードの幅が広がる点も特長といえます。

チャートをずっとみている必要がない

4時間足のトレードでは、頻繁にチャートを確認する必要がないため、為替市場が開いてる時間帯が忙しい方でも効率的に取引できます。特に、副業でトレードを行う方にとって、スマホで数回チャートをチェックするだけで戦略を立てられる手軽さが魅力です。

また、短期足に比べて長期的な市場の動きが見えやすいため、一時の感情に振り回されることなく、取引ルールに則り落ち着いた取引がおこなえるのもメリットです。

4時間足を使ったトレードは、比較的少ないストレスで成果を目指せるスタイルといえるでしょう。

テクニカル分析が通用しやすい

4時間足では、短期足に発生しやすい「ダマシ」が少なく、トレンドやチャートパターンが明確に現れやすいのが特徴です。また、4時間足は多くのトレーダーが意識する時間足であるため、サポートやレジスタンスラインなどのテクニカル指標が効きやすい傾向にあります。

こうした相場の安定感により、テクニカル分析の精度が向上し、エントリーポイントや決済ポイントをより確実に見極めやすいでしょう。信頼性の高い分析をしやすいため、特に戦略的なトレードを目指す方に適した時間足といえます。

FXの勝率を高める4時間足のトレード手法7選を徹底解説

ここでは、FXで使える4時間足のトレード手法について、以下の7種類を紹介します。

  • 移動平均線を使ったトレンドフォロー
  • レジサポや水平線のブレイクを狙う
  • フィボナッチを意識した押し目買い・戻り売り
  • 平均足・200SMAを使ったデイトレード
  • MACDを意識したトレンド転換のエントリー
  • エリオットを使いトレンドラインを狙う
  • 一目均衡表の「雲」を狙ったトレンドフォロー

それぞれ内容を見ていきましょう。

移動平均線を使ったトレンドフォロー

移動平均線はシンプルながら効果的なテクニカル指標で、4時間足では特にトレンドフォローに適しています。中でも「パーフェクトオーダー」を活用した手法は、勝率が高く初心者から中級者、上級者まで幅広い層に支持されています。

ロングエントリーの場合、短期・中期・長期の移動平均線が上向きに順に整列し、4時間足の陽線が確定したタイミングがおすすめです。一方、ショートではこれが逆になり、移動平均線が下向きで整列し、陰線が確定したときがエントリーポイントとなります。

よく用いられる移動平均線の期間設定は、短期が5・15・20・25、中期が50・75、長期が100・200です。こうした設定を活用し、市場の流れに乗ったトレードを目指しましょう。

レジサポや水平線のブレイクを狙う

レジスタンスやサポートライン、水平線のブレイクを狙う手法を4時間足で活用すると、より高い確実性が得られます。短期足の5分足や15分足ではエントリーチャンスが多い一方で、ダマシが頻発し、損切りに追い込まれることも少なくありません。

しかし、4時間足では長期的な視点からエントリーできるため、一時的な値動きに惑わされずにポジションを保有できます。たとえば、レンジブレイクであっても短期足ではヒゲに引っかかる可能性がある一方、4時間足ではそのような細かい動きに惑わされず、トレンドを追いやすいのが利点です。

ただし、エントリーチャンスが減る点には気をつけつつ、安定したトレードを目指しましょう。

フィボナッチを意識した押し目買い・戻り売り

フィボナッチリトレースメントは、トレンド中の押し目や戻りを予測するための効果的なツールです。

高値と安値を基準に引かれた水平線は、特に「23.6%」「38.2%」「61.8%」といった比率で相場が反応しやすいのが特徴です。これらのポイントは、多くのトレーダーが意識するため、4時間足のような長期足ではさらに信頼性の高いポイントとして活用できます。

具体的には、これらのライン付近で形成される強い陽線や下ヒゲ(戻り売りの場合は陰線や上ヒゲ)を確認してエントリーすることで、高い勝率が期待できます。トレンドに沿った押し目買いや戻り売りを行う際には、このフィボナッチの比率を意識したエントリーポイントを活用し、効率的なトレードを目指しましょう。

平均足・200SMAを使ったデイトレード

平均足は、始値・終値・安値・高値を平均して計算する特殊なローソク足で、トレンドの方向性を分かりやすく示します。この平均足と200日単純移動平均線(200SMA)を組み合わせたトレード手法は、シンプルながら効果的です。

ルールは、200SMAの上で平均足が陽線に変わるタイミングでロングエントリー、下で陰線に変わるタイミングでショートエントリーを行います。ポジションは平均足の色が反転するまで保有するのが基本です。

この方法は、余計なノイズに惑わされにくく、経験が浅いトレーダーにも取り組みやすいでしょう。4時間足でトレンドをしっかり捉え、計画的なデイトレードを実現しましょう。

MACDを意識したトレンド転換のエントリー

トレンド転換を狙う際には、4時間足とMACDのダイバージェンスを活用した逆張り手法が有効です。ダイバージェンスとは、価格の動きとMACDの動きが逆行する現象で、トレンドが弱まり転換の可能性が高い場面を表しています。

例えば、価格が高値を更新している一方でMACDのラインが切り下がる場合、下落への転換が予想されます。具体的には、ロングエントリーはMACDがシグナルを下から上へ抜けるゴールデンクロスが発生し、4時間足が陽線または下ヒゲを示した時点が理想です。

ショートの場合は逆に、デッドクロスと陰線または上ヒゲが確認されたタイミングでエントリーします。この手法を活用すれば、精度の高いトレードが可能となるでしょう。

エリオットを使いトレンドラインを狙う

エリオット波動理論とは、相場が「推進5波」と「修正3波」のサイクルで動くとする概念で、特に注目されるのが「推進3波」です。この3波は、明確なトレンドが形成されやすいため、トレードのタイミングを掴みやすいといえます。

4時間足を活用した手法では、推進3波に沿ってトレンドラインを引き、その押し目や戻りを狙うのが基本です。例えば、推進3波の初動でラインを確認し、価格がそのライン付近で反発する際にエントリーすることで、効率的かつ優位性の高い取引がおこなえるでしょう。

トレンドの勢いに乗ることで高い成功率を期待できるため、トレンドの方向性や流れを掴めるようになったトレーダーにおすすめの手法といえます。

一目均衡表の「雲」を狙ったトレンドフォロー

一目均衡表は、トレンドを視覚的に把握する上で有効なツールで、特に長期足との相性が良いとされています。4時間足でのトレードでは、「雲」の部分だけを活用する手法が効果的です。

「雲」は価格の支持線や抵抗線として活用でき、トレンドが転換するサインを示しています。例えば、価格が雲に接触し、反発した際に、4時間足の陽線(上昇の場合)や陰線(下降の場合)の確定を確認できれば、その方向へのトレンドフォローのエントリーポイントとなります。

この方法は、トレンドに乗りやすく、安定したトレード結果を得るための有力な手法です。

4時間足のトレード手法における注意点

4時間足を使ったトレード手法は短期足よりも利益を狙いやすく、またテクニカル分析が通用しやすいことが特徴ですが、いくつか注意点があります。

  • ダマシが発生することがある
  • 1つのトレードスタイルにこだわらない
  • 流動性の高い通貨ペアを選ぶこと
  • マルチタイムフレーム分析をすること
  • ファンダメンタルズの影響にも注意すること

それぞれ内容を見ていきましょう。

ダマシが発生することがある

4時間足はテクニカル分析が効きやすいと言われていますが、それでも「ダマシ」が全くないとは限りません。なぜなら、市場は常に変化し、特定のシグナルやパターンが全く同じように発生することはないためです。

中には、急な経済指標や市場の予期せぬ動きによって、一時的な逆方向の動きが発生することもあります。トレードに完璧な方法は存在しないことを意識し、4時間足でのトレードでも複数の根拠を組み合わせて慎重に判断しましょう。

1つのトレードスタイルにこだわらない

4時間足でのトレードは、デイトレードよりも長期間ポジションを保有するケースは少なくなく、時には数日にわたることもあります。このため、短期的な価格変動に振り回されず、大きなトレンドを見極める視点が求められます。

相場状況は常に変動するため、状況によってはスイングトレードのアプローチを取り入れる柔軟性も必要になるでしょう。市場環境に応じてトレードスタイルを使い分けることで、安定した成果を目指しやすいといえます。

流動性の高い通貨ペアを選ぶこと

4時間足の手法を使ってトレードする際、流動性の高い通貨ペアを選ぶことがポイントです。マイナーな通貨ペアの場合、市場参加者が少ないため些細な要因で価格が急変動しやすいです。また、設定したストップロスが予期せず発動するリスクもあります。

一方、流動性の高いメジャー通貨ペアは多くのトレーダーが市場に参加しているため安定感があり、価格変動も比較的予測しやすいことが特徴です。そのため、戦略通りの取引がしやすくなります。

安定したトレード環境を確保するためにも、適切な通貨ペア選びが欠かせません。

マルチタイムフレーム分析をすること

4時間足でのトレードを成功させるためには、日足や1時間足など、異なる時間足を活用したマルチタイムフレーム分析が欠かせません。これにより、全体のトレンドを把握しつつ、細かなエントリーポイントを見極めやすくなります。

例えば、日足で大きなトレンドを確認し1時間足で細かな市場の流れを見たあと、4時間足でエントリーのタイミングを探るといった方法があります。複数の時間枠を分析することで、市場の環境認識がより正確になり、優位性の高い取引が可能となるでしょう。

ファンダメンタルズの影響にも注意すること

4時間足を活用した中長期トレードでは、ファンダメンタルズの影響を見逃さないことが重要です。ファンダメンタルズとは、国や企業の経済状況を示した指標であり、特に経済指標の発表や政治イベントなどは為替相場に大きな変動をもたらす可能性があります。

例えば、米雇用統計のような主要な経済指標は多くのトレーダーが注目しているため、発表後の価格の急変に備える必要があります。最新の経済ニュースを確認しつつ、リスク管理を徹底しましょう。

4時間足のトレード手法で負けを減らすためのコツ

4時間足のトレード手法で負けを減らし、利益を増やしていくには、以下の2つのコツを意識しましょう。

損切りラインを徹底して守る

無理なエントリーは避ける

それぞれ解説します。

損切りラインを徹底して守る

4時間足トレードで勝率を上げるには、損切りラインを厳守することが欠かせません。相場は予測が外れることもあるため、感情に左右されず事前に設定した損切りラインで取引を終了することが重要です。

損失を最小限に抑えることで、資金の大幅な減少を防ぎ、次のチャンスに備える余裕が生まれるでしょう。

無理なエントリーは避ける

4時間足のトレードに限らず、FXでは焦ってエントリーすることを避けることが大切です。

明確なシグナルがない状況で無理にポジションを取ると、根拠の薄い取引となってしまい、結果的に損失を招きやすくなります。特に、4時間足はトレンドの変化がゆっくりと進行するため、冷静に市場の動きを待つ忍耐力が必要です。

エントリーする際は、確実なテクニカルシグナルや戦略に基づく判断を徹底し、不要な取引を減らすことで、リスクを抑えつつ利益を狙うトレードが実現できます。

まとめ

今回は、FXで4時間足を使ったトレード手法が最強と言われる理由や具体的な7つのトレード手法などについて解説しました。

4時間足は短期足よりも正確にトレンドを捉えやすく、落ち着いてトレードできることが特徴です。テクニカル分析やファンダメンタルズ分析を活用しながら、今回紹介したトレード手法で利益を狙ってみてはいかがでしょうか。

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この記事を書いた人

みわのアバター みわ 奇跡のおこもりトレーダー

50歳、地方暮らしのシングルマザーで、息子2人、犬4匹、鳥7羽、夫0人で家にこもって生活してます。生活資金が底をつく超貧乏生活から、7年前に、“自宅での稼ぎ方”に出会って脱出しました。

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